泌尿器科でエイズは対応できる? | 新宿の泌尿器科 Q&A

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泌尿器科でエイズは対応できる?

エイズといえばかなり深刻な性病というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
非常に感染力が弱いために感染する恐れはそれほどないのですが、性行為などを通して移る可能性があります。
もしこのエイズにかかったかもしれないと思ったらどこの病院に行けばいいかというと、性病に対応できる泌尿器科がその受診先の1つとなります。

泌尿器科を受診するとどのような対応を受けられるかというと、まずは問診と検査です。
医師から自覚症状やエイズにかかったかもしれないと思う経緯などを聞かれますから、それらに答えていってください。
そして検査も行われます。
検査は血液検査となります。
患者にとっては採血を受けるだけですから簡単な検査となるでしょう。
あとは病院の方で調べてくれます。

もしエイズに感染していると判明したらその泌尿器科で治療も開始できます。
とはいえ、エイズを治すための治療ではありません。
残念ながら現在のところエイズを治す方法がないのです。
しかしエイズは感染したらすぐに症状が出るのではありません。
感染してから少しずつ体内でウイルスが増えていき、どこかの時点で発症するという病気になるのです。
エイズの治療とはこの発症を遅らせるための治療になります。
発症さえ防げれば仮にエイズに感染していたとしても通常通りの社会生活が可能です。

もしエイズが発症したらどうなるのでしょうか?
この病気は免疫力が下がるのが主な症状です。
するとこれまでならまったく問題なかったちょっとした細菌やウイルスにも抵抗できなくなり、頻繁に体調を崩すことになります。
こうなると社会生活が非常に困難となりがちです。
そのためエイズは感染しないこと、感染しても発症を防ぐことが大事です。
仮に感染しても発症さえ防げれば影響はそれほどありませんから、もしエイズにかかったかもと思ったら早めに泌尿器科などで検査を受け、発症を防ぐ治療を開始するのが基本ですね。

エイズの検査はいつからできるのかというと、正確な結果を知るには感染の機会から3か月を経過して以降となります。
しかし最近では1か月を経過した時点である程度正確な検査ができる場合もあります。
ただしそのときも2か月・3か月といったタイミングで再検査を勧められることはありますから、いつの時点で検査をするかは医師と相談するといいです。

このようなエイズへの対応は泌尿器科でも可能です。
ただし、その泌尿器科が性病やエイズに対応していることが前提です。
性病の診察をあまりやっていない泌尿器科や、クラミジアや淋病などを中心に診ておりエイズはあまり対応していない泌尿器科だと対応が難しいこともありますので、事前によく確認するといいでしょう。